あじき記

雑記

子供の頃から咄嗟に話を盛る癖があった

 (前回の記事について)友人から残飯に元々「廃棄物」的な意味があることを教えていただきへーとなった。肉しみだけで生きていてはいけないということを実感しました(ソードマスターヤマト)。

 表題に移る。これ見るとじゃあお前は今もモリモリ虚言マンなの?と思われるかもしれないんだけどそうではない。特に潔癖というわけではなく、自分が悪いこと(この場合嘘)をした後の気分の落ち込みが半端ないので嫌ってこと。吉行淳之介『原色の街』に出てくる英夫の倫理観が一番近いな〜って最近思った。あと死後の地獄が恐ろしい。これは本当にそう。むしろ私は嘘がめちゃくちゃ嫌いで、仮病とかも出来るだけ使いたくない方です。小学生の時どうしても塾に行きたくなかったんだけど、ちょっと具合悪いかなゲホゲホ程度だと嘘になってしまうので部屋で放尿をしたことがある(おしっこ漏らすのは具合が悪いやつのすることだから)。でもこれは「熱という実績を出したい」(さまぁ~ずの大竹が言っていた)みたいな動機の方が大きかったかもな。

 他には小学4年生の頃に仲間内で言われていた悪口を本人に伝えたことがある。これは被悪口児童がそこそこ交流のある人で義侠心みたいなのもあったと思うんだけど、「悪いことをした後の気分の落ち込み避けたい欲」の方が強かった気がする。ちなみに結末としては悪口主犯に「何でわざわざ言うの?」とキレられて泣いてしまいました。義侠心100%の人間なら反論できたかもしれないと考えると損な理念すぎる。ちなみにそいつはやたらとら抜き言葉を指摘してきたのと同一人物です。行動に関係なくそいつがゲボカスだったのかも。死ね死ね.com

 それで何で話を盛るかなんだけどその方が面白いから、という単純な理由です。持っていきたいオチまでの道のりに必要な要素が足りない場合咄嗟に盛る。

 私は人に笑ってもらうのが好きなので「良い嘘だよ~ん」っていう判定を脳がその瞬間出してるんだよね。おそらく。ただその後にガチムチ断罪マンが出てきて「今のは嘘!嘘嘘!!!嘘!!訂正しろ」と判定を覆してくる。すると私は散々話した後で「まあ今のはちょっと誇張でね。本当はこういうことはね、無かったか。フフ」という注釈を入れることになるんです。聞いてる方は??という雰囲気。そりゃ置き換えればそうなるって解るのでフフ♪へへ♪って去る。おかしい奴

 おかしいのは嫌なので解決はしたいんだけど面白い話もしたい。だから多分これからもこの行動は続ける気がする。年齢を経ることで頻度が低くなってきている傾向はあるのでほっときゃ治る……でしょう!

 ブログは世に出る前にガチムチ断罪マンが来てくれるので大丈夫。あれ?ということは普段話す前にも脳内校正をすれば罪を減らすことができるのではないか。でもスピード感のある面白い話がしたいなあ。意外と脳トレが鍵になってくるのかもしれない。

 幼い頃の嘘は本当に雑だった。割とお金持ちな友達の家に泊まりに行った際、その家の素晴らしさを母へ伝えるために「風呂がハート型だった」というハチャメチャな嘘をついたことがある。ラブホじゃねーんだぞ!

 

以上です。